「亡くなった後、誰が見てくれるの?」死後事務をトータルサポートした事例
ご相談内容
地域包括支援センターより、「身寄りがいない高齢の入居者の死後の手続きについて相談したい」というご連絡をいただきました。
地域包括支援センターでは生きている間の健康面や生活に関するサポートは行いますが、地域包括では対応ができない死後の手続き、特に遺産について、行く末を心配なされて、当事務所にご相談いただきました。
ご本人と詳しくお話をすると、「地域包括支援センターが生活の手助けをしているから、亡くなった後の手続きも誰かがしてくれると思っていた」と仰っておりました。
地域包括支援センターをはじめ、生前から依頼をしなければ、おひとり様の死後の相続手続き・事務手続きは代行されないことをお伝えし、弊所でサポートすることになりました。
相続人の状況
相続人なし
相続財産
- 預貯金
- 不動産
東広島・広島相続遺言の相談窓口のサポート
- 死後事務委任契約のご説明
- まずは、ご本人様に「身寄りがない場合の死後の手続きは誰も行ってくれない」ということをご説明し、ご納得していただきました。
- 身寄りがいないまま亡くなってしまうと、亡くなった後の手続きが行われないどころか、誰もお墓の場所も分からない状況となります。
-
そのため、生前に信頼できる人や専門家と「死後事務委任契約」を結んでおくことで、安心して人生の最期を迎える準備ができます。
-
この契約では、亡くなった後に必要な各種手続きや整理を代行してもらう内容を明確に定めるため、ご本人様の意思を確実に反映させることが可能です。
例えば、葬儀やお墓の管理、公共料金や契約の解約手続き、財産の整理といった細かな事務作業まで対応してもらえます。
-
この契約があることで、万が一身寄りがない場合でも、ご本人様の希望に沿った対応が確実に行われる仕組みが整います。
- 丁寧にご説明したのちにご納得いただけました。
-
死後事務委任契約の作成
ご本人の財産や意向について詳細なヒアリングを行い、契約内容を一つひとつ確認しながら明確にしました。 -
お墓の場所や詳細についても伺い、実際に現地確認を行うことで、ご本人様が亡くなった後にも場所が分かるようにしました。
-
また、墓石に刻む文字や埋葬に関するご希望についても具体的に伺い、写真を撮影しながらご本人と共有し、安心していただけるよう配慮しました。
-
病院代や葬儀費用の支払いサポート
生前から亡くなった後に必要となる支払い内容を整理し、明確にすることで、支払いが滞らないよう準備を整えました。 -
病院費用については、事前に必要な請求額を確認し、迅速に対応できるようにしました。
-
また、葬儀にかかる費用についてもご本人と相談し、ご希望に沿った形での準備を進め、費用の見通しを立てることで、不安の軽減を図りました。
-
ご逝去後の事務手続きの実施
ご本人が亡くなられた後、契約内容に基づき、病院の清算や葬儀関連の手続きを迅速に行いました。 -
特に、細かい事務作業が多岐にわたる中でも、優先順位をつけて対応し、スムーズな進行を心がけました。
-
ご本人の遺志を反映した手続きとなるよう、埋葬や財産整理の全てにおいて、適切に対応しました。
結果
ご本人が心配されていた「亡くなった後の手続きを誰がするのか」という不安を解消し、安心して生活を送ることができました。
また、ご逝去後の事務手続きもスムーズに進み、ご遺志をしっかりと反映した対応ができました。
東広島・広島相続遺言の相談窓口からのアドバイス
相続人がいない場合、亡くなった後の相続手続きは誰も行ってくれません。
死後事務は、財産が絡む場合や専門的な手続きが必要な場合、地域包括支援センターでは対応が難しいケースがあります。
したがって、生前から亡くなった後の用意を行っておくことが大切です。
死後事務手続きに準備は専門家に相談することで安心して進めることができます。
ご自身の財産や亡くなった後のことが心配な方は、ぜひお気軽にご相談ください。
東広島・広島相続遺言の相談窓口では死後事務の無料相談を実施中!
当事務所では死後事務に関する無料相談を受け付けております。
受け付けは電話、LINE、メールで受け付けております。
受付専用ダイヤルは平日9時から18時まで082-233-3310 へお問い合わせください。
LINE、メールは24時間受付中!
ぜひお気軽にお問い合わせください。
よくご相談される相続メニュー
相続手続きのご相談をご検討の皆様へ
ご自身で手続きを進めようとお考えの方も注意が必要です
相続のご相談は当窓口にお任せください
よくご覧いただくコンテンツ一覧